高齢者の貯蓄2千万円以上? (1/20)

 「シニアガイド」[(株)インプレス提供]と言うサイトを見つけました。高齢者向けの有益な情報が色々掲載されていて、良心的なサイトのように思います。

 その中で、「高齢者世帯の貯蓄の平均が、2千万円以上ってホント! 」と言う記事があります。総務省統計局の「家計調査」(2016年)もよれば、世帯主が60歳以上の高齢者世帯の平均貯蓄高は、2,385万円だそうです。実は私自身、統計調査員で家計調査に従事したことがあって、確かに調査項目の中に「世帯の貯蓄高」がありました。
皆さんの世帯の貯蓄高はどうですか?

 この記事では「そんなに貯蓄があるはずがない」と言う疑問から出発して、平均値と中央値、階級値の統計で解説しています。要約すれば、「貯蓄が4000万円以上あるような少数の金持ちが平均を押し上げて2,385万円になっているが、全体の中央値は1,592万円で、300万円未満も15%」いると言う事のようです。

 「シニアガイド」には「一人暮らしの男性高齢者の46%は『貯金が無い』」と言う記事もあり、こちらも参考になりました。実際、近所に「生活保護費で入居できます」と広告を掲示しているワンルームマンションがあり、一人暮らしの高齢者の方が多く入居しています。

 一方で、『日本の子供の相対的貧困率(所得の中央値245万円の半分122.5万円以下で生活している世帯の子供)は16.3%(子供の6人に1人が「貧困」に該当)でOECD加盟の先進35ヵ国中、下から7番目に貧困率が高い』とか…。
日本の将来を考えると、高齢者の貯蓄よりこちらの方が、より深刻な問題かも知れませんね。(→「先進国で最悪レベル『子供の貧困』」産経ニュース

※日本の相対貧困率は、アメリカよりは低いが、フランス・ドイツ・イギリス・韓国・ギリシャなどより高い。

 と言う事で、以前会社で品質管理の仕事をしていた時に、平均値と中央値の違いをEXCEL関数を使って若い社員に説明したことを思い出したりしました。ご参考まで。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です